“飼い主のなかには、ペットロスから立ち直れないという心の弱い人もいます。私はそういう方には「次を飼ってくださいね」と言っています。
命は、文化は、私たちの生き方は、次の時代に伝わらなければなりません。伝わっていくからこそ、人間の生活は、人間の文化は光り輝いていきます。
一匹目の犬を飼います。やがて亡くなります。二匹目を飼います。すると、一匹目の犬が与えてくれたものが、二匹目の生活の中にどんどん表われてくるのです。そして、次の犬との生活を、より豊かにしていくのです。それが生きることなのです。
ですから、「もう二度と犬を飼いたくない」などとは言わずに、ぜひとも次を飼ってください。可能なら、前の犬が衰えをはじめた頃に新しい子犬を連れてくるのがいいと思います。歳をとった犬が若い犬のしつけをしてくれるからです。これは人間がおこなうしつけよりも、ずっといいのです。私は、しつけに困っている人がいると「お宅には歳をとった犬がいないでしょう。大人の犬がいないでしょう」と、よく申しあげます。賢い老犬は、若い犬をかわいがりながら、「こうしちゃいけないよ」「こうしなさい」ということを教えていくのです。トイレのしつけなど、人間が苦労することはないのです。老犬にまかせておけば、難なくやってくれます。ほかの犬と仲よくする方法も、賢い犬がいればすぐに若い犬は覚えてしまいます。
もうひとつ、若い犬は老いた犬を長生きさせてくれるのです。若い子がくると老犬の心が波立ちます。それまで感じなかったやきもちを焼いてみたり、おねだりをしたりと、若返るのです。そういうときは心拍数や血圧も正常値に戻りつつあったりします。これはすばらしいことだと思います。
私は老いたときに咲く花のひとつを与えてやりたいのです。人も70歳、80歳になると自分の老いを感じるようになります。そんなときに孫が来てくれるとうれしいものです。心に花が咲きます。そうすると、健康状態もよくなります。老いた犬にも、そういう経験をさせてあげたいのです。それをまた、次に来た犬が継承して、死を自然のものとして受けとめられるようになるのです。”
-畑 正憲
以前に読んだムツゴロウさんこと故・畑正憲さんの著書にあったこんな一説がずっと記憶に残っていて、ハグが老犬になったら新しいイヌを迎えようと心に決めていました。
それともうひとつ、母性本能がとても強いハグに子供を産ませてあげることは出来なかったけれど、いつか仔犬を育てる経験だけでもさせてあげたいなぁとつねづね思っていたのです。
本当はハグが10歳前後の頃にそんな生活を実現するつもりでしたが、2年に渡るハグの左右両方の後脚前十字靭帯断裂の手術/治療やコロナ禍などがちょうどその時期に重なってしまい、想定よりも数年遅れてようやく仔犬のニコを我が家に迎えることが叶いました。
そしてムツゴロウさんの言葉どおり、ハグは新生活のなかにあらたな生きがいや新鮮な刺激を見い出し、ニコはハグから多くを学び、心身ともに健やかに成長しています。幼くて活発すぎるニコと老いて激しい動きがままならないハグとは、身体を使って遊ぶことこそなかなか難しいものの、とても良い関係を築けているように見えます😊🐶🐶❤️
https://m.youtube.com/watch?v=S4jaH65mzC4
March 11, 2022, 14:46.
11 years have passed since the Great East Japan earthquake.
Hug sleeps with an easy mind in the calm and warm afternoon light. It's a peaceful ordinary day, I sincerely hope that it will continue forever…
But there is nothing in the world that can be taken for granted. Unfortunately, it is truth. And sometimes cruel tragedy happens suddenly, we get confused and deeply heartbroken...💔
Nightmarish abnormal situation that destroy everyday life and take many people's lives away… especially if the cause is a stupid man-made disaster rather than a natural disaster or an infectious disease, should never be tolerated.
“Imagine all the people living for today… And the world will be as one…”
I'm just thankful in being able to spend a simple day like today with Hug.
From my town to where you live.
While praying for LOVE & PEACE…🕊🤍
2022年3月11日、14時46分。 今年もあたたかな午後の光のなかで、平穏に《その時》を迎えられたことに感謝しながら、事由や状況は違えど、いま《この時》巨きな力によって日常を奪われる悲痛な現実のなかに身を置く地の人々の深い嘆きや哀しみを想わずにはいられません。
心からの祈りと友情、そして平和への切なる願いを、僕の町から君の町へ。
https://m.youtube.com/watch?v=L7IP4UlXvG8
幸せな時は 不思議な力に守られてるとも気づかずに けど もう一回と願うならば それは複雑なあやとりのようで 呑み込まれてゆく 魔法のようなもの そんなことのすべて 僕らが視た光 思い出すたび なにか胸につっかえてるだけ それでなにか思っても もう伝えられないだけ ( 小沢健二『 恋しくて 』より )
いま確かだと思えていることのほとんどは、 単に確からしさのうえで揺れているだけの 危うい幻想にすぎないのかもしれない。 よく行く公園にあるトンネルを、 いつも当たり前のように行き来しているハグが、 あるとき突然、なにかとても巨きな力によって、 こちら側に帰って来れなくなってしまったら? まだ頬にひんやりと冷たい3月の風が、 “あの日”の苦い記憶を不意に連れ戻してきて、 そんなことをつい考えてしまう瞬間があるのでした。 あらゆるものに例外なく有限であるはずの時間が、 まるで無限に続くかのように思えているときに、 一体なにをするか、なにができるのか。 その答えのひとつひとつが、 できるだけその場凌ぎにならないように、 いま“このとき”を丁寧に紡いでゆきたい。
足元に春の緑が還ってきたのをみつけた、 あたたかな嘉月のはじまりの日に。
https://www.youtube.com/watch?v=DCwynUEaHuw
僕たちは、いつだって宝物を探して歩いているのさ。 君は、咥え心地のいい木の枝を。 僕は、きらきら光る君の瞳の輝きを。
https://www.youtube.com/watch?v=_rZ2EmXwXpY
May is the season for rice planting.
The rice fields are filled with water, and farmers plant seedlings there.
It is one of the most lovely and grateful scenes of the year for me, and the animals living around there are also looking at the situation with a smile :-))
On our Green Road, a pleasant breeze coming from the rice fields gently strokes Hug's cheeks and wild plants 🌬🐶🌿✨✨
https://m.youtube.com/watch?v=b9AZ3EtQFwQ
All things flow and nothing is permanent.
I think that's why everything is BEAUTIFUL❤️
https://m.youtube.com/watch?v=PZX2npwj6jY
HUG meets TOKYO DOWN TOWN again #1
One sunny autumn day, Hug and me revisited Tokyo after two years’ absence ;-)
⚫︎Past post of Hug's first visit to Asakusa⛩🐕✨
https://gdmtblr.tumblr.com/post/180098384562
First at all, we went to Kameido Tenjin(亀戸天神) Shrine to offer thanks for full recovery of Hug's legs⛩🙏🏻🐶✨
Secondly, we headed to the Kyojima(京島) area🐾
よく晴れた秋の日、2年ぶりにハグと東京へおのぼりしてきました😊🐶
今回の上京の1番の目的は、2年前にハグが右後脚靭帯を傷めた際、精密検査と確定診断のために江東区の動物整形外科専門病院を訪れ、全身麻酔下のハグを預けている間にハグの無事と回復を祈願してきた亀戸天神社へのお礼参りでした。ハグの手術後まもなく世の中はコロナ禍に陥ってしまい、訪問するタイミングをずっと失っていましたが、感染状況が落ち着きをみせているうちにという事で、無事に再訪が叶いようやく気持ちがスッキリしました✨
お参りを済ませ、ここからはのんびり下町散策の時間のはじまりです。まずは、京島エリアにある昭和の風情を色濃く残した「下町人情キラキラ橘商店街」へと足を向けてみます。
https://m.youtube.com/watch?v=fH-98i5J6ME
Fall has always been my favorite season. The time when everything bursts with its last beauty, as if nature had been saving up all year for the grand finale.
-Lauren DeStefano
僕らがこうして立って見ている《世界》は、おわりとはじまりをひとしく巡りながら、その一見してささやかな凡庸さのなかに、いつも祝福や労りをやさしく抱き、僕らにむかって大きく手を広げてくれているように感じられるのでした。
《Utopia》は地図に書かれてはいない。目指したり探したりするまでもなく、もしかしたらそれは案外すぐそばにあるのかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=CQHhzVFYr7I
Whenever snow falls, I feel like always I teleported to a foreign snow town somewhere far away. We became a Day Tripper in our delusions. This place of arrival was Sweden :-D
雪が降るといつも見慣れた風景はその姿を一変する。 農道を辿り、街外れの林までイヌと歩いているうち、 まるでどこか遠い外国の、雪に覆われた街へと 瞬間移動してしまったように思えてくるのでした。 それは、ひとときの白昼夢。 僕たちは、淡い妄想のなかのデイトリッパー。 今回はスウェーデン気分でした (・´з`・)♪
https://www.youtube.com/watch?v=rCC9EAlowQA
Many cherry trees are blooming along the river also. The exercise limitation after surgery is gone, Hug became to able to walk long distances finally. She got back big smile on her face again, and she is counting on go to various places as before. If possible, we want to walk slowly all day long while taking a detour… But during this spring time, we have to endure it to keep our safe life.
I’m so sorry... my loving dog Hug… :'( Now, let's go home!!
近くの川沿いにもたくさんの桜たちが咲いています。 この辺りはハグのお気に入りの散歩コースのひとつ なのですが、術後の運動制限があった時期には とてもここまで歩いては来れなかったので、 ひさしぶりの訪問に、だいぶご機嫌顔です(´∀`)
ようやく脚の怪我が良くなって、 特に休みの日には、春の薫りを嗅ぎながら、 一日中だってあちこち歩きまわりたいだろうけど、 いまはぐっと我慢だね。
さあ、ハグ。そろそろお家へ帰ろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=2luhxzlpcys
Flowers bloomed The town colorizes faintly We share its glimmer again today And finally start for home with a smile Your heart will not lose bright color We can overcome any hardships Tomorrow is so fragile Even so, we believe and wait...
花が咲いた 町がちいさく色づく 君を連れて 遠くへゆくのもいいな
ひとは今日も ささやかなひかりを分けあう そして やっと 笑顔で家路につく
生きることは 過ぎ去ること 口にしたら やるせないけど
きみのこころは 色あせない どんな悲しいことも 乗り越えてゆけるから
花が散った またひとつ何かを知らなきゃ 明日は儚い それでも 信じて待つ ( 阿部芙蓉美『 町 』より )
http://www.youtube.com/watch?v=8AXR-Vb_kWs
Ode to life with my dogs, and memories of our Green Road that I walked with them.
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